スノーボードやスキーで快適さを決めるのは、実はウェアのブランドよりも「レイヤリング(重ね着)」です。
私はシーズン滑走日数30日以上を5年以上続ける中で、暑すぎ・寒すぎ・汗冷え・強風など様々な環境を経験してきました。その結果、ほぼ完成形と言えるレイヤリングにたどり着きました。
この記事では、実際の使用感・耐久年数・気温条件(蔵王や北海道の−7℃以下&強風など)をもとに、リアルな構成を紹介します。
結論|最高でベストのレイヤリングは汗冷え対策が9割
レイヤリングで最も重要なのは保温力ではなく「汗を肌に残さないこと」です。
重要ポイントは次の4つです。
・ドライレイヤーを必ず入れる
・保温はフリース中心で調整する
・アウターは防風防水性能を重視する
・ベースレイヤーはハーフジップを選ぶ
ここを間違えると、どんな高級ウェアでも寒く感じます。
上半身レイヤリング|5年以上使っている実例構成
私の上半身は次の構成です。

ドライレイヤー:MILLET ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルー
👆MILLET ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルーの比較記事
ベースレイヤー:CW-X ハーフジップ
ミドルレイヤー:Patagonia R1 プルオーバー フーディ(4〜5年使用)
Patagonia R1 プルオーバー フーディの記事👆
アウターレイヤー:patagonia パウダー・タウン・ジャケット、または Powder Bowl(現在は廃盤なので類似はストームシフト)
この中でも革命的だったのがミレーのドライナミックメッシュです。
汗をかいても肌に張り付かず、汗冷えがほぼ消えます。正直、これを使い始めてから「寒い」というストレスが激減しました。ノースリーブなのもポイントで、上半身(腕や肩)の動きを阻害しません。むしろ夏より冬のほうが真価を発揮するかも。(夏はあみあみが張り付いて、逆に暑いからw)
CW-Xは適度なコンプレッションと通気性があり、運動量の多いスノーボードに非常に相性が良いです。ハーフジップは温度調整もしやすいです。
パタゴニアのR1は名作フリースで、保温と通気のバランスが非常に優秀。長年使っても性能が落ちない耐久性も魅力です。
さらに寒いときは(蔵王で−7℃以下+強風などの厳寒環境)、モンベルのEXライト サーマラップ パーカを追加します。
R1もフード付きなので「フード+フード」が嫌な人はEXライト サーマラップ ジャケットでも問題ありません。私は普段着でも使えるのでフード付きを選んでいます。
下半身レイヤリング|14年使っている名品あり
下半身構成はこちらです。

下着:DERIT TECH SHORT SPATS
ベースレイヤー:アンダーアーマー COLDGEAR タイツ(5〜6年使用)
ミドルレイヤー:モンベル コンバーチブル 1/2 パンツ(14年使用)※ハーフパンツで利用しています。
アウター:patagonia ストームシフトパンツ、または Snowshot(現在は廃盤、類似はパウダータウン)
特にモンベルのコンバーチブルパンツは名品です。ポケットも多く、登山にも利用可能でハーフパンツにもロングパンツにも利用可能です。
下半身は上半身ほど発汗量が多くないため、過度な保温よりも動きやすさと蒸れにくさを重視しています。
頭・手のレイヤリング|体感温度を大きく左右する重要ポイント
頭は次の使い分けをしています。
バラクラバ(寒いとき):モンベル スーパーメリノウール バラクラバ
バラクラバ(春シーズンやそこまで寒くないとき):ジオライン L.W. バラクラバ
ビーニー:Patagonia Brodeo Beanie ※ビーニーはお好みのやつであればなんでもOKだが、薄いのはNG
インナーグローブは状況に応じて複数使い分けています。
インナーグローブ(寒いとき):モンベル メリノウール インナーグローブ OR シャミースグローブ(ただし透湿は弱め)
インナーグローブ(万能):モンベル トレールアクショングローブ ※使用頻度No.1
インナーグローブ(暑いとき):ウィンドストッパー ライトトレッキンググローブ
アウターグローブ:HESTRA 3-Finger GTX Full Leather
ヘストラは防水性・保温性・耐久性が非常に高く、ちゃんと手入れ(オイル塗ったり)をすれば長年使えるグローブです。
靴下:スタンスのスノーボードソックス
スノーボード・スキー用に開発された高機能ソックスで、吸汗・速乾・防臭に優れたFRESHTEK™素材を採用し、寒さやブーツとの摩擦から足を守ります。薄くて操作性を重視した「ウルトラライトクッション」と、保温性とクッション性を高めた「ミッドクッション」の2種類があり、メリノウールブレンドや耐久素材によって快適さと耐久性を両立しています。
レイヤリングで失敗しないコツ|経験からの結論
一番重要なのは「暑くなりすぎる前に調整すること」です。
寒くなってから対処するのでは遅いです。
ポイントはこちらです。
・ドライレイヤーは必須装備
・ジップで温度調整する
・インサレーションは非常用として持つ
・汗をかきすぎない意識を持つ
この構成は、寒冷地・強風・パウダー・春雪まで幅広く対応できる完成度の高いレイヤリングです。
ぜひ参考にしてみてください。
免責文適宜変更
※本記事の内容は、26/2時点筆者が実際に利用したうえでの個人の感想・体験に基づいています。
※紹介しているプラン・料金・キャンペーンは予告なく変更される可能性があります。

