はじめに|「先延ばししない」という目標は大失敗だった
3年前、私は「no procrastinate(先延ばししない)」という新年の目標を立てました。
しかし今振り返ると、この目標はあまりにも大雑把すぎました。
英検や副業など、「いつでもできる」と思える目標ほど、先延ばししがちです。
実際、やろうと思い続けながら、気づけば何年も経ち、年だけ重ねていると感じることが何度もありました。
ティム・アーバンのTEDで知った「先延ばしの正体」|人の頭の中には「3つのキャラ」がいる
そんなときに出会ったのが、ティム・アーバンのTED:Inside the mind of a master procrastinatorでした。
彼は、人間の意思決定を次の3つで説明します。
① 理性的意思決定者(Rational Decision-Maker)
- 本来の“自分”
- 長期的に正しい判断をする存在
- 例:計画を立てる、将来を考える
② 即時満足サル(Instant Gratification Monkey)
- 怠け担当
- 「今楽しいこと」しか考えない
- YouTube・SNS・ゲームなどに誘導する
③ パニックモンスター(Panic Monster)
- 締切直前に現れる
- 恐怖でサルを追い払う
- 無理やり行動させる
👉 普段は①が運転席にいるが、
先延ばし癖の人は②がハンドルを奪う。

締切がある仕事は「最後にできる」
- レポート
- 宿題
- 仕事の締切
などは…
👉 ギリギリで③が出現
👉 急に集中
👉 間に合う
だから「何とかなる」経験を繰り返す。
=先延ばしが直らない原因。
問題は「締切がないこと」
一番危険なのはこれ👇
- 人生の目標
- 健康
- 勉強
- 夢
- 貯金
- キャリア
👉 明確な締切がない。
だから:
- パニックモンスターが来ない
- ずっと先延ばし
- 気づいたら何年も経つ
「人生カレンダー」で現実を突きつける
彼は、人の人生を「週単位のマス目」で可視化。
例:90年生きる → 約4,680週
👉 意外と少ない。
「もうかなり消えているマスもある」
=時間は無限じゃない。
メッセージの核心
彼の結論はこれです。
先延ばしは“怠け”ではなく、
思考システムの問題。
そして:
締切のない大事なことほど、
意識して動かないと一生やらない。
自分の失敗を振り返って気づいたこと
この話を聞いて、私は自分の失敗の原因がはっきりしました。
「先延ばししない」と決めただけで、具体的な仕組みを何も作っていなかったのです。
目標は立てていたのに、
いつやるのか
どこまでやるのか
いつ確認するのか
を決めていませんでした。
これでは続くはずがありません。
small goal(小さな締切)が重要だと気づいた理由
このTEDを聞いて、最も大事だと感じたのがsmall goal(小さな目標)の考え方です。
大きな目標だけでは、人は動きません。
必要なのは、細かい締切です。
目標を細かく分けて、「今週やること」「今月やること」に落とすことで、行動しやすくなります。
英検1級を例にした具体的な目標設定
例えば、英検1級を目指す場合でも、
毎日単語を30分勉強する
毎月末に模試を受ける
3か月ごとに本試験に挑戦する
といったように、具体的な締切を作ります。
こうすることで、自分の中に人工的な「締切」が生まれます。
まとめ|先延ばしを終わらせるために必要なこと
3年前の私は、「やる気」だけに頼っていました。
しかし、それでは人は変われません。
必要なのは、
小さな締切を作ること
行動を細かく分解すること
逃げられない仕組みを作ること
この3つです。
もし今、ずっと後回しにしている目標があるなら、今日ひとつだけ小さな締切を作ってみてください。
それが、先延ばしを終わらせる第一歩になるはずです。その締め切りを見える場所に貼っておくとより効果的だと思います。
※本記事の内容は、筆者が実際にTEDを視聴したうえでの個人の感想・体験に基づいています。